イスタンブールを拠点に活動するアニメーション作家"Gökalp Gönen"と、音楽家"ILHAN ERSAHIN’S"の新曲 『Hurri-Mitanni (Good News) 』とのコラボレーションによるミュージック・ビデオが公開され、ダンスを取り入れたビジュアルアートが話題を呼んでいます。
閑散としたイスタンブールに突如として現れたのは、全身に多種多様な造形を身に纏ったデジタルダンサー。誰もいない夜の街中で自らが発光し、踊り続ける得体の知れないダンサーたち。時にはビルを超えるほどの巨人が、手を大きくスイングして虹色の"何か"を体から放出して踊っています▼
マスクをしている"リアル"な人を見かけるあたり、コロナウィルスによって閑散とした都市を背景に撮影されたものなのでしょう。最初に出てくる女の人も顔を布で覆いかぶさって見えないようにしているのは、マスクのメタファーでしょうか。
でも不思議ですね、デジタルダンサーには表情が付いていないにも関わらず、寂しげだった街が少し明るく見えませんか?
最新アニメーション技術とダンスを組み合わせたビジュアルアートのご紹介でした。
監督・アニメーション作家:Gökalp Gönen
音楽家:ILHAN ERSAHIN’S