2020-11-19

【エンタメ界コロナ渦の苦境によるダンサー”R1kuto”の挑戦】

数多くのアーティストのダンサーや振付師としても活動する"R1kuto"氏にコロナ渦においてのリアルなダンサー事情をインタビュー

新型コロナウイルス(COVID-19)の影響により多大な影響を受けているエンタメ業界。そして、そこに付随するダンサーはほとんどがフリーランスのため、後ろ盾もなく、これまでにない苦境に立たされました。そんな現状をどう捉えているのか、ダンサー・振付師として活動するR1kuto氏にお伺いしました▼

 

STEPFORWARD(以下S)「コロナの影響でダンサー活動に大きな影響を受けたのではないかと思うのですが、前後で大きく変わったことはありますか?

R1kuto氏(以下R)「以前やっていた大規模なお客さんを入れてのイベント(アーティストのバックアップなど)の仕事がなくなったことは、もちろん大きな変化ですね。自粛中はダンススタジオも一時クローズしましたし、郊外で受け持ってたレッスンが事業縮小で都心に集約されたりもしました。」

S「イベントやスタジオなど、人が集まる仕事が絶たれるのはダンサーにとって厳しいですよね。その間はどのような活動をされていたのでしょうか?」

R「コロナ対策をしっかりした上で、モーションキャプチャーを使った仕事は変わらずやらせて頂いてましたね。他にもオンラインワークショップの企画に参加させて頂いたりもしました。」

S「オンラインでの活動の反応はいかがでしたか?」

R「場所を選ばず参加できるので需要はすごく感じましたね。普段のレッスンを受けたことがなかった子も、この企画をきっかけに自分のことを知ってくれたりして、僕自身も得られるものがたくさんありました。他にもアーティストさんとのオンライン振付レクチャーなど、リアルイベントが出来ない中でも、お客さんにダンスを通して楽しんでもらえる企画を考えています。」

S「ダンスでオンラインの可能性をより広げられそうですね。」

 

コロナ渦をきっかけに"創る側"を経験

 

S「コロナきっかけに新たに始められたことなどはありますか?」

R「映像制作に関わる仕事ですね。」

S「それは撮る側ということでしょうか?どういう風に映像制作に関わっていらっしゃるのでしょうか?」

R 「はい、"MAJOR DANCE STUDIO”っていうダンススタジオのスタッフとして働きながら、レッスン映像の撮影・編集で関わらせて頂いてます。元々レンタルスタジオだったところを、今回のコロナの影響でダンスレッスンもできるようにリニューアルオープンしたスタジオで、ダンス映像もクオリティ高く発信するためにライティングとかにもかなりこだわっているスタジオです▼

ヒップホップやジャズなど、ジャンルによって撮影方法を変化させて、よりダンスの良さが伝わるようにスタッフ側でも工夫しています。」

S「撮る側もダンサーだからこそ気付ける部分ですね!」

R「はい。ダンサーという名目だけでなく、様々な角度からクリエイティブに関わらせていただいてます。」

S「働きながらも学べる環境なのは非常に良いですね。映像の仕事は元々興味を持たれていたんですか?」

R「そうですね。元々、モノづくりが好きで、番組収録などのディレクターのスキルを学べる大学に通っていました。ダンサーをやってなければそっちの世界に行っていたと思います。今まで学んだことが無駄にならずに活かせているのも良かったです。最近では、スタジオ発表会の映像の案件もやらせていただきました。」

 

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@r1kuto:自身も受ける側としても参加し踊るR1kuto氏(左)

 

R「他にもYoutubeチャンネル『Only One Theater CHOREOSITYのコンテンツ企画制作にも関わらせていただいています。創る側の目線も経験した時に、今後の自分の作品づくりや将来のキャリアでも活きてくると感じました。▼
Only One Theater CHOREOSITY :自身のクルーのダンスリハーサルの様子

Only One Theater CHOREOSITY:ダンサーR1kuto氏の1日に密着した企画

 

S「たしかに。SNS上での世界観の発信もそうだし、ダンサーはマルチな才能を求められていますね。」

R「そうですね。なのでダンサーか映像クリエイターか、どちらかを選ばなきゃいけないわけでもないのかなって。まだまだ映像に関してはプロではないんですが、そこのスキルを磨くことで、自分の関わる作品のクオリティも上げていきたいです。」

S「ブレない軸を持ちつつも柔軟な行動力が素晴らしいですね。」

R「ありがとうございます。体が動くうちはプレイヤーでもあり続けますが、今後どんな仕事に就いたとしても経験値があるに越したことはないので、今は失敗をたくさんして成長していきたいです。自分のこれまでに積み重ねてきたものを大切にしながら認知度も高められるように、様々なことに挑戦していこうと思っています。

S「リアルかオンラインかというような話ではなく、それぞれのダンスの可能性を開拓していく力が今後も求められそうですね。今回は貴重なお話をありがとうございました。」

 

R1kuto

都内で活躍しているメンズダンサー。和田アキ子、浦島坂田船、スカイピース、三浦春馬、UVERworldなどのアーティストのツアーダンサーやMVに数多く出演。また振付師や講師として幅広く活躍している。

Instagram: @r1kuto

Twitter: @r1kuto3240

 

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